竹中平蔵氏は、「失われた30年」を作った日本人について語り、日本人が文句ばかり言い、自分のことしか考えられなくなってしまったことに絶望していると伝えられた。竹中氏は、便利な国になった今、過去のような我慢がなくなってしまったため、辛抱強さがなくなり、すぐに文句を言いだしてしまう国民になってしまったと感じている。失われた30年といわれる経済停滞期から日本が抜け出せなかった問題には、政府、企業・経営者の問題に加え、個人の問題もあると述べている。今の日本人には上昇志向がなく、自分が頑張らなくても誰かが解決してくれる世の中になってしまい、文句ばかり言う人が多くなっていると指摘している。